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    沖縄映画「友よ、静かに瞑れ」


    沖縄を舞台にした、メジャー級の現代映画のはしりと言えば、この「友よ、静かに瞑れ」。
    「豚の報い」の随分以前に、崔洋一氏は沖縄を舞台にしたこの映画を撮影しています。
    また、1985年の角川作品。
    角川映画全盛の頃でもあり、かなりクオリティーの高い作品でした。

    じつはこの作品を見て、私自身、とても反省しました。

    沖縄の映画を見ていると、どうしても、撮影の場所がどこなのか?
    俳優にどれだけ、沖縄の人が出ているのか?
    俳優の沖縄の言葉がいいだの、悪いだの。。。

    いろいろそういった所に目がいってしまいます。

    しかし、この映画では、メインの俳優さんは内地の方。
    ほとんど、沖縄の方言は出来てきません。
    (時代もあると思いますが)

    風景だけが、沖縄です。

    ひとつの映画として、多くの人に観てもらう為に、
    必要以上に沖縄の言葉を使う必要もないのかと思いました。
    (もちろん、作品によっては、リアルな沖縄の表現も必要かと思いますが)

    もし、この映画を今の時代2000年以降に撮影するのであれば、
    沖縄を舞台にする必要はないとも思いますが、
    当時、1985年という、沖縄が本土へ復帰してまだ10年少しの時点で、
    沖縄で撮影し、沖縄から発信していることにはとても深い意味があったのではないかと思います。
    監督の想いがいっぱい詰まっているように感じました。

    沖縄好きな人にとっては、20年前のコザ地域の風景を見ることのできす、
    数少ない作品のひとつです。
    最近は、アメリカ統治時代の風景がかなり減ってしまった沖縄ですが、
    この映画で見ることができます。

    <アマゾンより>
    Amazon.co.jp
    警察に逮捕された旧友の坂口(林隆三)を救うため、新藤(藤竜也)が現れた。警察とも癒着し、町を支配する下山(佐藤慶)は、坂口の経営するホテル「フリーイン」を買収しようとしている。新藤は「フリーイン」を根城に、坂口の愛人・志摩(倍賞美津子)ら、そこで生活する個性的な面々と交流を図りつつ、下山一味の圧力と対峙していくが……。
    北方謙三の同名ハードボイルド小説を原作に、崔洋一監督が手掛けた角川映画。原作と異なり、舞台を沖縄の小さな町に据え、死を前提として抵抗を試みる男の行く末を確認しようとする主人公のストイックな姿勢には叙情性が表れ、またホテルを根城とする女たちの一見アナーキーな言動からは、沖縄からアジア全土を見据えようとする崔監督の意図が切なくもファンタジックに映えわたる。また一貫して抑制の利いた乾いたハードボイルド演出からは、不思議とウェットな情緒も醸し出され、作品を潤いに満ちたものにしており、崔監督の初期作品群の白眉たる秀作に仕上がっている。梅林茂の音楽も秀逸。(的田也寸志)

    内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
    北方謙三の同名小説を基に、『刑務所の中』の崔洋一が監督を務めたハードボイルドドラマ。冤罪で刑務所に入れられた友人を救う男の姿を描く。“角川&大映 ドロップアウト・ムービー・キャンペーン”。3月31日応募締め切りのキャンペーン応募券封入。

     


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